社内の才能が輝く一日 第2回「COAコンテスト」開催
2025年8月7日、東京・ミルボンスタジオにて、COAの社内技術コンテスト「COAコンテスト」が開催されました。今年で2回目を迎えるこの大会は、日頃のサロンワークとは異なる“クリエイティブ”な作品づくりをテーマに、参加者それぞれが自由な発想と高い技術を競い合う、年に一度の特別な舞台です。
昨年の初開催から1年、より多くのスタッフの熱意と挑戦心が集まり、会場には独特の緊張感と期待感が漂っていました。
今回のコンテストでは、「クリエイティブな作品」がテーマに設定されました。各参加者は事前にモデルのヘアカラーを仕込み、当日の会場では制限時間内にカットとスタイリングを完成させるというルールです。
事前準備で仕込まれたカラーは、ベーシックなグラデーションから大胆な色彩の組み合わせまで様々。参加者は、自分の作品コンセプトに沿ってカラーを仕上げ、当日その色を最大限に引き立てるカット&スタイリングを行います。
普段のサロンワークでは、お客様のライフスタイルや要望に寄り添うデザインが中心ですが、このコンテストでは表現の幅を最大限に広げられるのが魅力。だからこそ、普段の仕事とは異なる難しさとやりがいが入り混じります。
会場はミルボンスタジオ 特別ゲストも迎えた審査体制
会場となったのは、業界でも有名なミルボンスタジオ。美容師にとって特別感のある舞台での競技は、参加者のモチベーションをさらに高めます。
審査員はCOAの幹部陣に加え、ゲストとしてILe.の酒井元樹さん、SYANの野々口祐子さんが登場。第一線で活躍するトップクリエイターが作品を審査するということで、参加者はいつも以上に真剣な表情を見せていました。
審査はデザイン性、技術力、完成度、そしてテーマ性の4つの視点で行われ、それぞれの審査員が丁寧にコメントを寄せていました。
新卒1年生からスタイリストまで 全員に開かれた舞台
このコンテストの特徴は、参加資格を限定しないこと。新卒入社1年目のアシスタントから、経験豊富なスタイリストまで、全スタッフが同じ条件で挑戦できます。
経験の差はあっても、クリエイティブな作品づくりの前では全員が“挑戦者”。若手の柔軟な発想がベテランの技術力に迫る場面もあれば、経験豊富なスタイリストが圧倒的な完成度で会場を驚かせる瞬間もありました。
この“世代を超えた真剣勝負”が、社内の技術交流や刺激の場となり、チーム全体の成長を促しています。
当日の空気感 静かな緊張と熱気
会場にはモデルと参加者が集まり、競技開始の合図とともに、それぞれの持ち場で施術やスタイリングがスタート。ハサミの音やドライヤーの風の音が響く中、会場全体に張り詰めた空気と高い集中力が漂います。
完成後、審査員がチェック。細部まで作り込まれたデザインに、観客席からは思わず感嘆の声が漏れました。
審査員コメントと結果発表
審査員からは、
「カラーとカットの連動が素晴らしい」
「挑戦的なデザインで新鮮だった」
「コンセプトが明確で作品として完成度が高い」
など、さまざまな評価が寄せられました。
結果発表では、入賞者が名前を呼ばれるたびに会場から大きな拍手が起こり、喜びと安堵の表情が広がります。このコンテストがいかに大きな挑戦だったかが伝わります。
コンテストの意義と今後の展望
COAコンテストは、単なる社内イベントではなく、技術力向上と自己表現の場として位置づけられています。日常業務から離れ、自分の“クリエイティブ”と真正面から向き合うことで、スタッフ一人ひとりの成長が加速します。
今年も多くの刺激と学びがあった第2回COAコンテスト。来年はより多くのスタッフが参加することで、COA全体のクリエイティブレベルが一層高まることが期待されます。

入賞者作品一覧✨
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